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伊彌彦米ができるまで~5月の作業~

広報やひこ6月号に“伊彌彦米ができるまで”が掲載されました。

広報やひこ6月号の該当ページはこちらからご覧ください。(PDF/1MB)

(以下抜粋)

今月は農事組合法人麓二区生産組合にご協力いただき、田植えの様子を取材しました。
まずは、田んぼの準備です。4月中旬には肥料をまいてから田んぼを耕し(耕起)、水を入れて土のかたまりを砕いてならす代かき(しろかき)をします。そのままだと田んぼが泥でぬかるんでしまうため、一度田んぼから水を抜き、少し乾かした状態にしたら田植えの準備は完了です。
麓二区生産組合では5月2日から14日にかけて田植えが行われました。先月種をまき、元気に育った苗をビニールハウスから運びだし、田植えをする田んぼの近くに並べます。田植え機に苗をセットし、田んぼの中を効率よく往復しながら苗を植えていきます。1枚の田んぼ(一反、1000平方メートル程度)なら、約20分程度で終わるそうですが、田んぼによっては泥が深く、1時間近くかかる場合もあるそうです。
田植えが終了すると田んぼの状況を見て水位の調節を行いながら、苗の成長を待ちます。(次号に続く)

約3週間苗を育てます

代かきの様子

苗を田植え機にセット

効率よく田植えを進めます

田んぼの角などは手作業

田んぼの水位を調節する仕組み

ほとんどの田んぼには水を入れるための「用水路」と水を落とすための「排水路」が隣接しています。水を入れる場合は用水側の口を開き、水を抜く場合は排水側の口を開くことによって水位を調節します。場所によっては用排水が一緒になっている場所もあります。